今回は、インドネシアを構成する島の一つ『スラウェシ島』を紹介します。
この記事で分かること
スラウェシ島の主な都市や観光スポットが分かる
スラウェシ島を知っていますか。
ダイビングの聖地「マナド」は有名ですが、その他の都市や地域はあまり知られていないかと思います。
本記事では、そんなスラウェシ島の主な都市や観光スポットを紹介していきます。
読み進めていくと、今まで知らなかったスラウェシ島を知ることができますよ。
スラウェシ島を紹介します!
『スラウェシ島』は、インドネシアの中部にある島です。
地図で見ると、インドネシアのほぼ中央にありますね。
英語では『セレベス島』と呼ばれています。
島の形はアルファベットの「K」の形をしているのが特徴です。
日本のチョコレート店「ダリケー」の名前の由来はこのスラウェシ島の形からきています。
※”ダリ(Dari)”は『~から』、"ケー(K)”は英語のKです。
島の面積は世界第11位の大きさで、インドネシア国内では4番目に大きな島となります。
島内は山岳地帯が多く、街が分断されているため、それぞれの街に特徴がある島となります。
その他にも、コーヒーの「トラジャコーヒー」はスラウェシ島で栽培されたコーヒーとして有名ですね。
香辛料貿易が栄えた島でもあります。
貿易の拠点として栄えた時代もある島ですね。
ここからは、そんなスラウェシ島の主な都市と観光スポットを紹介していきます。
スラウェシ島を知るための基礎となりますよ。
主な都市
まずは、スラウェシ島の主な都市を紹介していきます。
押さえておくべき都市は主に2つの都市となります。
主な都市
・マカッサル
・マナド
インドネシア駐在が長くなってきた方は耳にする名前ですよね。
「ゴロンタロ」や「ケンダリ」、「パル」など、他にも都市はありますが、本記事ではこの2都市に絞って紹介していきます。
スラウェシ島に行くことを考えている方は、どちらの都市も押さえておきましょう。
マカッサル
『マカッサル』は、スラウェシ島の経済の中心地です。
人口148万人の大きな都市ですね。
日本だと京都や神戸、川崎と同程度の人口規模となります。
香辛料貿易が栄えた時代から、島の中心的な都市として発展してきました。
オランダに統治されていた時期もあり、西洋の雰囲気を感じるエリアもありますよ。
観光地である「ロッテルダム要塞」は名前からしてオランダを感じますよね。
姉妹都市として「函館市」が協定を結んでいます。
マナド
『マナド』は「マカッサル」に次ぐスラウェシ島第二の都市です。
立地としては、スラウェシ島の最北端に位置しています。
マナドは、ダイビングの聖地として世界中で知られています。
ダイビングを中心とした観光スポットとして人気の街ですね。
第二次世界大戦時には、日本軍が占領した歴史もあります。
また、言語はマレー語の一種であるミナハサ語(マナド語)が主流です。
ミナハサ語はインドネシア語と共通する点が多く、植民地時代の影響でポルトガル語やオランダ語も多く採用されています。
町中に教会が多く、市民の大半はキリスト教のプロテスタントと言われています。
近年では、ジャワ島やスマトラ島などからの移住者が増えてきたため、モスクも増えてきているようです。
観光スポット
続いて観光スポットを紹介していきます。
観光スポット
・マナド
・タナトラジャ
マナド
『マナド』と言えば「ダイビング」ですね。
世界中からダイバーが集まります。
インドネシア屈指のダイビングスポットですね。
定期就航しているフェリーで1時間ほど行くと「ブナケン島」があります。
ブナケン島は、ダイビングスポットとして知られています。
運が良ければマンタやジュゴン、ジンベイザメのようなレアな海洋生物に出会うことができますよ。
ブナケン島の他にも、バンガ島やレンベ海峡など、ダイビングスポットが沢山あります。
ダイビングに関する詳細は、以下のダイビングツアー専門会社のホームページを見ると分かりやすいですよ。
マナド市内の観光は、歴史が学べる州立博物館やブラジルのマラカナンに次ぐ大きさを誇るイエス・キリスト像があります。
20メートルの台座と30メートルの像は圧巻です。
イスラム教徒が大半のインドネシアでは珍しい光景が観られますよ。
タナトラジャ
『タナトラジャ』には2つの有名なことがあります。
1つは、「トラジャ」地方で栽培されている『トラジャコーヒー』です。
もう1つは、「葬式」にみられる地域独特の『死生観』です。
トラジャコーヒーは、生産数が少なく希少なコーヒーと言われています。
詳細は、以下のコーヒー専門サイトが詳しいのでご確認ください。
また、タナトラジャではその独特な死生観も有名です。
『死ぬために生きる』
という独特な死生観です。
トラジャ族のとって人生最大のイベントが『葬式』です。
葬式にお金を掛ければかけるほど、死後の世界で幸せになれると信じられているため、葬式では莫大な費用をかけます。
葬式資金が貯まるまで葬式をしないこともあるようです。
タナトラジャへの観光ツアーは、以下の「ウェンディーツアー」が催行しています。
独特な空気を持った街を体感できますよ。
まとめ:スラウェシ島を紹介します!【主な都市や観光スポット】
いかがだったでしょうか。
スラウェシ島に関してイメージが湧きましたか。
世界的に有名なダイビングスポットである『マナド』や、独特の文化を感じることが出来る『タナトラジャ』など、魅力あふれる島となっています。
ジャカルタから首都がカリマンタン島に移転したら、スラウェシ島は隣の島なので、今後注目される島になるかもしれませんね。
旅行先に悩んだら、次の候補に加えてみましょう。
Good Luck!
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