今回は、スマトラ島に関してまとめました。
この記事で分かること
スマトラ島の都市や観光スポット
本記事では、スマトラ島に関する情報を紹介していきます。
なんとなく島の名前は知っていても、どんな島なのか知らない方も多いと思います。
記事を読み進めると、主要都市や観光スポット、スマトラ島に関する知識が深まりますよ。
早速、見ていきましょう。
スマトラ島を紹介します!
『スマトラ島』は、インドネシア西部に位置する世界で6番目に大きな島です。
日本の本州の約2倍の面積を誇る大きな島ですよ。
マレー半島との間には「マラッカ海峡」、ジャワ島との間には「スンダ海峡」と、アジアの交通の要衝としても知られていますね。
スマトラ島のほぼ中央部に赤道があり、高温多雨の熱帯雨林が広がります。
熱帯雨林では、スマトラトラやスマトラゾウ、オランウータンが生息していますよ。
有名どころとしては、世界最大のカルデラ湖の「トバ湖」や伝統料理の「パダン料理」が有名ですね。
また、イスラム教がインドネシアで最初に広まったのが、スマトラ島北部の「アチェ州」であると言われています。
南部にある都市「パレンバン」は、2018年のアジア大会がジャカルタと共催で開催されました。
2004年に発生した「スマトラ島沖地震」のように、地震が多い地域として知っている方も多いのではないでしょうか。
主な都市
スマトラ島には、以下の主な都市があります。
主な都市
・メダン
・パレンバン
・パダン
・バンダアチェ
メダン
『メダン』は、スマトラ島北部に位置する都市です。
スマトラ島では最大の都市となります。
人口規模では、ジャカルタ、スラバヤ、バンドンに次ぐインドネシア第4の人口を抱える都市となります。
また、千葉県市川市と姉妹都市提携をしています。
メダンに記念碑が建っているなど、友好関係があることが伝わってきますね。
パレンバン
『パレンバン』は、スマトラ島の南部に位置するメダンに次ぐスマトラ島第2の都市です。
2018年にはジャカルタと共催で「アジア大会」が開催されました。
20世紀初頭以降に油田開発の中心地となり、発展を遂げてきました。
太平洋戦争時には、石油を求めた日本軍が占領した過去もあります。
パレンバン市内は、2018年に開業したLRT(Light Rail Trangit)という鉄道が走っています。
パレンバン市内の北西部にある空港から南東まで、市内の中心部を結んでいますよ。
日本では、大阪市と仙台市が姉妹都市として提携しています。
パダン
『パダン』といえば、なんといっても「パダン料理」ですね。
パダン料理レストランは、インドネシア全国どこでも見かけます。
西海岸に面していて、「Padang Beach」や「Pantai Air Manis」からのサンセットが有名ですよ。
パダンからブキティンギに向かう途中にある滝(Lembah Anai Waterfall)もパダン地域では有名です。
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バンダアチェ
『バンダアチェ』は、スマトラ島北端に位置するアチェ州の州都です。
インドネシアで最も敬虔なイスラム教徒が居住する地域となります。
宗教警察が存在し、イスラム法に反した場合には罰が与えられます。
今でも鞭打ちの刑が行われていて、インドネシア国内でもニュースになっていますね。
2004年に発生したスマトラ島沖地震では、最も被害にあった都市のひとつです。
津波被害の記録を残すための記念館があるので、滞在する機会があれば訪れてみましょう。
主な観光スポット
続いて、スマトラ島の主な観光スポットを紹介します。
スマトラ島の観光スポット
・トバ湖
・グヌンルセル国立公園
・ブキティンギ
トバ湖
『トバ湖』は、世界最大の「カルデラ湖」です。
火山の火口に溜まった水が湖になったものをカルデラ湖と呼びます。
日本では、北海道の「摩周湖」や神奈川県の「芦ノ湖」などがメジャーどころですね。
噴火の間隔は長いですが、一度噴火すると大きな噴火になるとのこと。
以前の噴火では、中国やインドでも火山灰が報告されたようです。
トバ湖に浮かぶサモシール島もトバ湖観光には欠かせません。
グヌンルセル国立公園
『グヌンルセル国立公園』を含む地域一帯は、「スマトラの熱帯雨林遺産」として世界自然遺産に登録されています。
スマトラトラやスマトラトラ像など、スマトラ島にしか生息していない動物も生息しています。
また、オランウータンは、スマトラ島とカリマンタン島でしか見ることが出来ません。
グヌンルセル国立公園は、メダンから北西約100キロに位置しています。
オランウータンが目的であれば、メダンから西にある「ブキットラワン」という村にオランウータンのトレッキングツアーがあるので、そちらがおすすめですね。
■ブキットラワン
■グヌンルセル国立公園
ブキティンギ
『ブキティンギ』は、パダンから北へ約80キロに位置する避暑地として有名です。
標高約900mの高さにあり、年間平均気温は約21°です。
インドネシアの中では快適に過ごせるエリアで、夜は冷えるくらいに感じる気温ですね。
ブキティンギがある西スマトラ州はパダン料理が有名です。
パダンを訪れた際に、プラスワンとして足を運ぶのもありですね。
また、世界最大の母系社会として知られる「ミナンカバウ族」の伝統的な文化に触れることができます。
女性が社会の中心的な役割を果たしていますよ。
イスラム教を信仰している人が多く、町中では豚やアルコール類はほとんど提供されていません。
東洋のグランドキャニオンと言われる「ガライシアノ渓谷」や伝統的な「牛レース」、博物館や動物園がある「キナンタン公園」が観光スポットです。
ブキティンギを訪れる機会があれば各スポットを押さえておきましょう。
まとめ:スマトラ島を紹介します!【主な都市や観光スポット】
いかがだったでしょうか。
スマトラ島に関してイメージ出来ましたか。
簡単に紹介しましたが、どの都市も掘り下げれば魅力がありますね。
また、観光地に関しても、インドネシアの文化や伝統を感じることが出来るスポットがいくつもあります。
日本語で探せる観光ツアーも少ないため、旅行先としては若干レベルが高いですが、興味がある方は旅行にトライしてみてください。
現地でパダン料理やオランウータンが待っていますよ!
Good Luck!
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