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世界遺産検定に挑戦してみよう!【詳細や難易度が分かります】

世界遺産検定に挑戦してみよう!【詳細や難易度が分かります】

もと
今回は、世界遺産検定を紹介します!

本記事では、世界遺産検定の詳細を紹介していきます。

本記事で分かること

・世界遺産検定の詳細が分かる

・世界遺産検定の難易度が分かる

世界遺産検定を知っていますか。

気にはなっているけれど詳細は知らない、という方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、そんな世界遺産検定を紹介していきます。

 

海外旅行が好きな方や歴史が好きな方におすすめの資格です。

最後まで読みすすめると、世界遺産検定の詳細が分かりますよ。

世界遺産検定とは?

世界遺産検定とは?

世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。

※出典:世界遺産検定公式ホームページ

『世界遺産検定』は2006年から始まった、比較的新しい検定です。

 

現在では20万人以上が受験し、15万人以上が資格認定されています。

検定は、年に2回開催されていて、小学生から90年代の方まで幅広く検定を受験しています。

 

3分で分かる世界遺産検定動画があるので、観てみるとイメージが湧きますよ。

受験者・認定率に関して

受検者は年々増加していて、2020年では累計29万人を超えました。

※出典:世界遺産検定公式ホームページ

認定率に関しては各級で違いがあります。

各級の認定率

■マイスター

開催回:第38回 受験者:29名 認定者数:13名 認定率:44.8%

開催回:第36回 受験者:35名 認定者数:16名 認定率:45.7%

■1級

開催回:第38回 受験者:895名 認定者数:186名 認定率:20.1%

開催回:第36回 受験者:861名 認定者数:173名 認定率:20.1%

■2級

開催回:第39回 受験者:2,107名 認定者数:1,290名 認定率:61.2%

開催回:第38回 受験者:3,406名 認定者数:1,399名 認定率:41.1%

■3級

開催回:第39回 受験者:1,891名 認定者数:1,500名 認定率:79.3%

開催回:第38回 受験者:4,156名 認定者数:3,178名 認定率:76.5%

■4級

開催回:第39回 受験者:739名 認定者数:695名 認定率:94.0%

開催回:第38回 受験者:1,675名 認定者数:1,313名 認定率:78.4%

3級や4級であれば認定率が高く、手軽に挑戦できそうですよね。

受験のメリット

観光業を志望している方にメリットがあります。

JTBや日本旅行など、世界遺産検定を社内推奨資格としている会社もあります。

 

また、単純に『旅行が楽しくなる』メリットもありますね。

知識を通じて行きたい旅行先が増えることと、現地で深く学ぶことにも繋がります。

認定者特典

世界遺産検定の認定証を提示すると、料金の割引や記念品が贈呈されるなどの優遇を受けることが出来ます。

例としては、京都にある平等院鳳凰堂があります。

実施概要

受験方式や年間日程、時間や受験料を紹介していきます。

受験方式

受験方式は2パターンから選ぶことが出来ます。

受験方式

・公開会場試験

・CBT(Computer Based Testing)試験

試験会場で受験するパターンと、パソコンが設置された最寄りの会場から受験するCBT試験のパターンがあります。

CBTの場合は、受験日や時間がフレキシブルに決められるので、受験しやすくおすすめです。

年間日程

世界遺産検定は、年に2回実施されます。

2021年の場合、7月と12月に実施されます。

受験料

受験料

※出典:世界遺産検定公式ホームページ

受験料はそれなりにかかりますね。

無駄にしないよう、自身のレベルに合った試験を受けましょう。

試験時間(公開会場)

試験時間(公開会場)

■マイスター:試験開始14:30、試験終了16:30、試験時間120分

■1級:試験開始14:30、試験終了16:00、試験時間90分

■2級:試験開始14:30、試験終了15:30、試験時間60分

■3級:試験開始12:30、試験終了13:20、試験時間50分

■4級:試験開始10:40、試験終了11:30、試験時間50分

各階級で試験時間が異なるため、併願受験も可能です。

各級の説明

はじめて受験する方は以下の内容を目安にしてみましょう。

※出典:世界遺産検定公式ホームページ

上記のグラフは、マイスターから4級までの各級における合格者の内訳です。

高校生以下であれば4級大学生・専門学校生・社会人であれば3級からの受検が、はじめて受験する方の目安になります。

学習内容

各級で必要な知識は以下の内容となります。

マイスター

内容:世界遺産条約の理念や諸概念を理解し、世界遺産に関する諸事象について自分の意見をもつ

出題対象となる世界遺産:世界遺産全件

1級

内容:世界遺産条約の理念や諸概念、関係機関について理解し、世界の全遺産の普遍的価値を学ぶ

出題対象となる世界遺産:世界遺産全件

2級

内容:世界遺産条約の理念や関係機関について理解し、各地域を代表する世界遺産の多様性を学ぶ

出題対象となる世界遺産:日本の全遺産+世界の代表的な遺産300件

3級

内容:世界遺産条約の理念を理解し、地理や歴史に登場する代表的な世界遺産の価値を学ぶ

出題対象となる世界遺産:日本の全遺産+世界の代表的な遺産100件

4級

内容:世界遺産の見方を知り、日本を中心とする世界の有名な遺産を通して世界の広さを学ぶ

出題対象となる世界遺産:日本の全遺産+世界の代表的な遺産32件

出題内容詳細

マイスターは論述式で、1級から4級の試験はマークシート形式で出題されます。

出題内容は、世界遺産の基礎知識、日本の遺産、自然遺産、文化遺産、その他の分野から出題されます。

合格基準

■マイスター:20点満点中12点以上

■1級:200点満点中140点以上

■2級:100点満点中60点以上

■3級:100点満点中60点以上

■4級:100点満点中60点以上

※合格基準は調整される場合があります。

合格基準は6割程度なのでしっかり試験対策していけば合格チャンスがあります。

学習教材(公式テキスト)

世界遺産検定の公式テキストがあります。

公式テキストと過去問を押さえて、最短距離の合格を目指しましょう。

1級公式テキスト上巻・下巻:すべてがわかる世界遺産大事典<上><下><第2版>

2020年2月時点までに世界遺産登録された1,121件を上下巻で全て紹介する書籍の上巻です。

世界遺産として遺産を見る際に重要な『世界遺産の基礎知識』が掲載されています。

 

植民都市や文化的景観などのテーマごとに紹介されていて、世界遺産を横のつながりで知ることができるため、国を超えた世界の広がりを感じることが出来ます。


2級公式テキスト:くわしく学ぶ世界遺産300<第4版>

2021年3月時点で登録されている日本の遺産23件と、世界の代表的な遺産300件を写真つきで紹介しています。

このテキストは世界中の遺産を『世界で最初の世界遺産』や『文化的景観』、『絶滅危惧種』などのテーマごとにまとめてあります。

 

2級試験はこのテキストから8割以上が出題されます。 

3級公式テキスト:きほんを学ぶ世界遺産100 <第3版>

2021年3月時点で登録されている日本の遺産23件と、高校の歴史や地理の学習で登場する遺産を中心に、世界の遺産100件を写真つきで紹介しています。

 

日本の遺産は世界の遺産と見開きで対比させ、日本と世界の共通点や相違点を意識しやすい作りになっています。

 

世界の遺産は『ルネサンス』や『巨石文明』、『地震』などのテーマでまとめられています。

理解しやすい構成となっていて、世界の多様性を学ぶのと同時に、世界の共通点を学ぶことができます。

 

3級試験はこのテキストから9割以上が出題されます

4級公式テキスト:はじめて学ぶ世界遺産50 <第3版>

日本の遺産を中心に、日本と世界の遺産の比較や代表的な世界の遺産の全56件を解説しています。

『くらべてみよう』と『資料』のコーナーでは、世界遺産のランキングや登録数の推移など、楽しみながら世界遺産を学ぶことができます。

 

4級試験はこのテキストから9割以上が出題されます

公式過去問題集

過去問も公式版があります。

過去問を解いて、わからない箇所をテキストで学習する、という流れで勉強すると効率よく学べますよ。 


まとめ:世界遺産検定に挑戦してみよう!【詳細や難易度が分かります】

まとめ:世界遺産検定に挑戦してみよう!【詳細や難易度が分かります】

いかがだったでしょうか。

世界遺産検定に関して内容が分かりましたか。

 

勉強を進めれば進めるほど、世界中で訪れてみたい場所が増えますよ

知識を持って現地を訪れると、見える景色が変わります。

 

公式テキストは、読み物としても面白いので、試験勉強という意識をしなくても読んでみると面白いですよ。

Good Luck!

 

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