今回は、そんな悩みを解決します。
この記事で分かること
・インドネシアでの面接の対策、心構えが分かる
・実際の面接時に聞いておくべきポイントが分かる
海外就職は、悩んでもまわりに経験者がいないため、なかなか相談出来ないですよね。
そこで今回は、インドネシアで就職を経験した私が『実際の面接経験』ご紹介したいと思います。
私自身は、インドネシアのチカランという工業団地エリアで5年間、現地採用者として働いた経験があります。
今回の記事はインドネシアだけではなく、東南アジアの各国にも通じる内容かと思います。
東南アジアで海外就職を目指す方にもおすすめですよ。
また、インドネシアでの就職を目指す場合、『現地採用』という雇用形態が一般的です。
現地採用に関しての情報は以下の記事で解説しています。
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本記事を最後まで読んでいくと、実際の面接で役立つ情報が整理出来ますよ。
インドネシアでの面接対策を考えよう!【現地採用者向け】
まずは、インドネシア現地採用となる場合の面接時のポイントを押さえておきましょう。
以下の3つがポイントとなります。
面接時のポイント
1:現地採用面接のメリット
2:英語面接対策は?
3:志望動機の考え方
1 : 現地採用面接のメリット
ずばり、『現地の社長と直接面接が出来る』。
こちらが一番のメリットかと思います。
想像してみてください。
就職活動中は必死で仕事を探しますが、『採用がゴールではなく採用された後が本番』です。
その時に相性の良くない上司とは働きにくいですよね。
さらに、海外の場合は社長と自分の二人だけが日本人という事はざらにあります。
そこで相性が合わない場合は辛いですよね。
働き初めは特に海外の仕事なのでコミュニケーションなど戸惑います。
日本での就職活動は、人事担当と面接し内定をもらうケースがほとんどです。
その場合、配属先の上司が誰なのかが分かりませんよね。
その点、『入社後の直接の上司(社長)と面接出来る点』はかなりのプラスポイントとなります。
未来の上司が面接で分かります。
2 : 英語面接対策は?
こちらはしっかり対策して臨みましょう。
私自身、面接を受ける前の日本にいる段階で英語面接対策をしていました。
英語の面接でも、聞かれる内容は日本での面接と変わりません。
『面接で聞かれそうだな』、と思う質問は事前に回答を用紙しておくと間違いないと思います。
以下は、質問対策の参考例です。
まずは日本語で準備しましょう。
また、英語面接の担当者の全員が英語が得意ということではないので、『言いたいことを伝えられるレベル』であれば問題ないと思います。
実際に面接を受けた会社の中では、英語面接がある会社とない会社の比率は50%でした。
英語面接は複数の質問をされる事よりも、一つだけ質問される事が多かったです。
例えば、以下のような例があります。
面接で実際に聞かれた質問
・自分の長所・短所
・今までで一番の実績
・休日の過ごし方
等などです。
経験上、面接中ずっと英語という面接はほとんどないかと思います。
参考までに、当時の私のTOEICスコア670点でした。
それでも対策すれば何とかなりました。
以下の情報もご参考までに。
また、以下のような英語面接に関する書籍も参考になりますよ。
フレーズを暗記しておくのも立派な面接対策ですね。
実例でわかる面接対策本も約に立ちます。
3 : 志望動機の考え方
こちら、悩む方は結構いるのではないかと思います。
私もここは考えました。
以下のように、それなりに志望する理由がある方もいるかと思います。
・親が駐在していたため生活経験がある
・その国に留学していた
・旅行した時にその国を好きになった
等など、背景はあるかと思います。
そして私が実際に面接を受けて感じたことは、志望理由よりも『何ができるか』を見ている採用担当者が多かったです。
単純に考えれば、採用側も一緒に『働き始めた後のパフォーマンス』に期待しています。
現地の責任者から見れば志望理由にフォーカスするよりも、『実際に仕事が出来るかを見る』人が多くなるのもわかりますよね。
それなので、無理に志望理由を考えるよりも『本当に海外で働きたいと思った理由』を話せる方が楽に話せるかと思います。
特にインドネシアに今まで縁もゆかりもない方は、インドネシアで働きたいです、と話すよりも『海外・東南アジアで働いてみたいと思ったので選択肢の一つです』くらいに話したほうがいいと思います。
無理に理由を考えても、内容が薄くなってしまい伝わりません。
海外就職の面接時のポイント
諸条件はその場で確認しましょう
給与や福利厚生は、就職先を探す上で大切な要素です。
転職エージェントからもらう求人票にも明記されていますが、『要相談』などの記載も多いです。
その場合は聞かないとわからないので、『直接確認する』事になります。
確認したい諸条件例
・ボーナスや残業代の有無
・休日の車の使用に関する条件
・住宅手当の有無
・保険の適用
・税金は会社負担か個人負担か(毎月給料から『10%程引かれる』ため、税金の有無は大事です)
等など、確認する項目は多くあります。
現地での生活に絡んできますので、ここでは妥協しないようにしましょう。
そのためには事前準備が大切です。
また、面接では条件面は聞きにくいという人が多いと思います。
その場合、転職エージェントを通して諸条件を詰めることも可能ですので、積極的に活用するのもありかと思います。
ジャカルタでの生活コストは以下の記事にまとめています。
こちらを読んで頂くと、諸条件の大事さが分かると思います。
面接回数に関して
面接回数は会社によって本当にバラバラです。
私の場合、以下のパターンを経験しました。
面接のパターン
1, 現地での面接のみ(計1回)
2, 現地で面接した後に日本の担当者と面接。(スカイプもしくは本社訪問)(計2回)
3, 現地で面接した後に日本の担当者と面接し、最後に国際の部長と面接。(計3回)
※合計6社の面接を受けています
上記の3パターンが一般的かと思います。
回数に関しては、会社の規模や現地での決裁権などで決まるので会社の方針によります。
新型コロナウィルスの影響で、今ではオンライン面接で2回ほどの面接(現地責任者+日本の人事)が多いのかなと推測します。
まとめ:インドネシアでの海外就職の面接対策を考えよう!【現地採用希望者必見です】
いかがだったでしょうか。
英語面接があるとはいえ基本的な部分は『日本での面接と変わらない』、と言う事に気づいたかと思います。
基本的に人不足なため、求人を出してから早く採用をしたい会社が多いです。
面接する現地の責任者の方も、基本的には面接した応募者を採用しようという気持ちで臨んでいます。
ポイントとしては、『海外では面接する側も採用面接に馴れていません』。
それは『キャリアの中で採用面接の経験がない』からです。
私は現地で面接する側もされる側もどちらも経験しました。
経験から言えることがあります。
面接対策さえ出来ていれば、あとは『相性・ご縁』があるかないかだけです。
面接に優劣はありません。
相手と対等だという気持ちを持って面接に臨みましょう!
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初心者におすすめのインドネシア語参考書
おすすめは、『インドネシア語が面白いほど身につく本』です。
初心者の場合、アルファベットの読み方や数字の読み方などの簡単な所から学習したいですよね。
そこから時間や身の回りの物の名称、基礎の動詞や簡単なフレーズを学んでいく流れかと思います。
そんな基礎から、簡単な挨拶や街中での会話例まで網羅した参考書となります。
私自身も、本書を利用して基礎を固めました。
初出社した時のインドネシア語での挨拶に活用し、暖かく迎えてもらった記憶は今でも覚えています。
これ一冊で生活に関してのインドネシア語はカバー出来ますよ。
私は、5年間のインドネシア生活で使い倒しました。
参考書に悩んでいる方はとりあえずこちらを押さえておきましょう。
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