今回は、そんな悩みを解決します。
この記事で分かること
・求められる現地採用者の人物像が分かる
インドネシアでの現地採用を目指す際に、現地のニーズが気になりませんか。
今回は、『インドネシアでどんな人材が求められているのか』を考察します。
私自身は、インドネシアで現地採用として5年間働いた経験があります。
その時に、同じ現地採用者として多くの方と出会いました。
この記事では、多くの方と触れてきた経験を参考に考察していきます。
経験ベースの内容なので、ある程度は納得出来る内容になっているかと思います。
最後まで読んでいただき、イメージを膨らませてみましょう。
インドネシアで求められる人材とは?【3つのポイント】
本記事では、インドネシア現地採用者に合う適正をご紹介します。
どんな環境にも合う合わないはあるので、参考にして頂ければと。
現地で生活し、働いていくうえで必要かと思う能力を3つ挙げます。
ポイント
1, 仕事能力
2, 行動力
3, 適応能力
大きく分けるとこちらの3つになります。
現地生活が充実している人は『3つ全て』に当てはまります。
ここからは3つの能力が必要だと考える理由をお伝えします。
1, 仕事能力
仕事能力は必須です。
企業側はあくまでも即戦力を求めています。
そのため、『企業側の期待に応えて成果を出して行く能力』が必要です。
実際に採用となり現地で働き始めたはいいものの、期待通りの働きが出来ずに試用期間で辞めてしまう例を見てきました。
こうなってしまうと本人も企業もどちらにとっても良い事はありません。
未経験者でもOKな求人も出ていますが、その場合は『自分の能力が発揮出来る分野』を選びましょう。
インドネシアまで来て仕事が思うようにいかない状況は精神的にキツいです。
初めは生活面でもストレスを感じます。
負担を増やさないように、仕事面でストレスを抱えないような分野を選びましょう。
参考までに、実際の私の例をご紹介します。
私の実例
私は日本で『不動産業界』にいました。
そしてインドネシアでは『IT業界』で現地採用として働きました。
共通点はなさそうに見えますが、『どちらも営業職』という職種です。
営業して製品やサービスを売る事に関しては得意分野でしたので、業界は違えどやることにそこまでの違いはありませんでした。
このような状況だと、仕事面でのストレスも少なく現地での生活が可能です。
2, 行動力
行動力も大切な要素です。
インドネシア就職という選択をしている段階で、すでに行動力を持っている人は多いかと思います。
こちらは『積極性』と言い換えてもいいかもしれません。
インドネシアでは、『仕事面でも生活面でも動いた分だけチャンスが訪れる』事が多いです。
例えば私の実例をご紹介します。
私の実例
私は、ジャカルタ勤務希望でジャカルタ市内の営業としてインドネシアに渡りました。
そして、入社してすぐに工業団地エリア(チカラン)を開拓してほしいという話をもらい、工業団地エリア勤務となりました。
この時に支店の立ち上げ・運営を経験する機会を得ました。
当時在籍していた会社には、工業団地エリアに支店がありませんでした。
この話をもらった時にはジャカルタに残る選択肢も残されていましたが、新しいエリアの開拓を選びました。
インドネシアでは、日常の中にこのような機会がふと訪れます。
チャンスを掴むという意味でも行動力・積極性は大事です。
3, 適応能力
海外生活に必要な能力といえば『適応能力』を想像するかと思います。
適応能力はもちろん重要ですよ。
インドネシアはイスラム教の国なので、日本人からみると『文化の違いに戸惑う事』が多いです。
毎日のお祈りや食文化の違い、断食シーズンの過ごし方など日本では経験したことのない経験をする事になります。
いかに現地の生活に溶け込めるかが大切です。
中には適応出来ずに任期を待たずに帰任されるケースもあります。
仕事面でも経験したことがないポジションを任される事もあるため、うまく対応していく能力が求められます。
『現地に馴染めずに辞められてしまっても会社は困ります』ので、現地に馴染めるのかどうかを面接で質問されるかと思います。
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まとめ:インドネシアの現地採用者として活躍出来る人材像を考察します!
いかがだったでしょうか。
現地で求められる人材に必要な能力を3つご紹介しました。
ポイント
1, 仕事能力
2, 行動力
3, 適応能力
こちらの3点は、インドネシア生活において特に大事な能力だと思いまとめてみました。
これらの能力は日本にいても求められる能力ですね。
今この瞬間に足りない事があっても現地で意識して行動していけばそれぞれ伸ばすことが可能です。
インドネシアでの就職を検討されているようであれば、この3つを覚えておきましょう。
そして、これらが出来れば『現地採用後の将来』も見えてきます。
現地採用者としてインドネシアに旅立ったその後の進路ですね。
最後にお伝えしたいこと
最後に、インドネシアで生活していると、日本との違いや世界の国の多様性に気付きます。
仕事や日常生活の中でも刺激を受けているのではないでしょうか。
日本で働いていた時よりも、充実した毎日を過ごしている方も多いと思います。
インドネシアでの経験は視野が広がり、将来のキャリアのイメージも広がったと思います。
視野が広がったからこそ悩むことも増えます。
そんなときの道標として、以下の書籍が参考になりますよ。
Good Luck!