今回は、そんな悩みを解消します。
この記事で分かること
・インドネシアの結婚式が分かる
・結婚式に招待された時の対応が分かる
インドネシアで働いていると、会社のスタッフから結婚式に誘われる機会があります。
若いスタッフが多いインドネシアなので、結婚式に招待される事が思いのほか多いですよ。
イスラム教徒が90%以上の国なので、結婚式のスタイルに日本との違いもあります。
今回は、インドネシアで5年間働いた経験のある私が『インドネシアの結婚式』に関して紹介していきます。
何度か結婚式に招待されると、現地の結婚式の特徴や日本との違いが見えてきます。
初めてインドネシアでの結婚式に招待された方は、ご祝儀の準備や当日の流れを知っておきたいですよね。
この記事を最後まで読むと、インドネシアの結婚式のスタイルが分かりますよ。
インドネシアで結婚式に招待されたら(服装やご祝儀など、日本の結婚式との違い)
本記事では、インドネシアの結婚式に関して紹介します。
ポイントを分かりやすくお伝えするため、まずは日本の結婚式との違いを紹介します。
日本の結婚式との違い
・招待客の数
・服装
・ご祝儀
・料理
・当日のスケジュール
・招待状
現地の結婚式に出席すると、上記の項目が主な違いとして感じるポイントですね。
次からは、それぞれのポイントを紹介していきます。
招待客の数
実際に結婚式に参加してみると、招待客の多さに驚かされます。
過去に私自身が参加した式は、どれも300人近くはいました。
スタッフに聞いた所『200人~500人くらいの招待客は普通です』との事です。
中には、1,000人を超える招待客を呼ぶ結婚式もあるようです。
親族や知人や友人、その親族の親族や友達の友達、などが参加するとの事です。
日本の感覚では驚きですが、たまたまその結婚式会場を通り過ぎた他人も参加してくる事もあります。
完全に赤の他人ですよね。。
そんな状況なので、結婚式の参加者も増えるようです。
服装
スーツやドレスコードなど、特に決まった服装はありません。
日本人が結婚式に参加する際には、バティックやクバヤと呼ばれる民族衣装を着ていくのが一般的です。
毎週金曜日のバティックデーや結婚式などのフォーマルなイベントの為に、一着はバティックを持っておきましょう。
参考までに『バティックは半袖よりも長袖がよりフォーマルなスタイル』です。
特別な日に着用するバティックであれば、長袖をチョイスしましょう。
中華系の方の結婚式の場合は、スーツやドレスで参加する事もあるため、その際には事前に他の参加者に確認しておきましょう。
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ご祝儀
日本と同様にご祝儀を渡す習慣はあります。
主な違いは、単純にその金額です。
インドネシアでのご祝儀は『100,000ルピア~500,000ルピアが相場』です。
職場での関係や付き合いなどで渡す金額が変わります。
職場の同僚の日本人と一緒に結婚式に参加する場合は、いくら包むのかを事前に相談しておくといいですね。
また、ご祝儀袋は特にないので、封筒に包むなどして準備しましょう。
封筒に名前を明記する・しないも特に自由なため、自身の判断でOKです。
ご祝儀を渡すタイミングは、入り口の受付にご祝儀袋を入れる箱が置いてあるか、受付にそのまま渡すかのどちらかのパターンでした。
わからない場合は、会場で確認してみましょう。
料理
料理はビュッフェスタイルになります。
特に席が決まっていることもないため、好きな食べ物を好きなテーブルで食べます。
ケータリングを頼むことが多いようですが、自宅で開催するような結婚式の場合は、親族総出で料理を作ってもてなしてくれる事もあるようです。
出席者の数が当日も確定していない事情から、数十人から数百人分の料理を多めに注文しているようですね。
それなので、料理がなくなる、という事はないようです。
また、イスラム教徒が多数の国という背景もあるため、アルコール類の提供はありません。
当日のスケジュール
参加者からすると、当日のスケジュールはあるようでない状況です。
会場への出入りは自由で、いつ来てもいつ帰ってもOKです。
過去に経験しましたが、開始時刻前に到着した際には、会場にほとんど人がいませんでした。
そして開始時刻になっても人がおらず、いつ式が始まるのか、と不安になった記憶があります。
そんな状況なので、開始時刻に到着したら暇です。
一時間くらい遅れて到着しても全然問題ない状況でした。
新郎新婦がいつ出てくるのかも分からないので、結婚式のイベントを全部見たい場合は長丁場になりますが、時間通りに参加しましょう。
招待されている会社の同僚スタッフも基本的にみんな遅れて来ます。
そして、みんなが揃ってから、メインイベントである新郎新婦との壇上での記念写真を撮る事になります。
それだけで十分な方は、遅れて参加することをおすすめします。
遅れることは重要な事ではなく、参加して祝う気持ちが大事という事ですね。
招待状
最後に、招待状に関して触れておきます。
招待状は結婚式の直前に渡される、という事があります。
結婚式の前週に渡されたことも数回ありました。
そのため、すでに別の予定があり参加出来なかった事もあります。。
最初に『来週結婚式を挙げるので、ぜひ来てください』と言われて招待状を渡された時は結構な衝撃でしたね。
日本であれば、本当に参加してほしい人には前々から伝えておくことが普通です。
インドネシアでは、普段から親しい同僚でもこのノリで渡してくるため、事前に式を挙げる事が分かるようであればこちらから事前に日程を聞いておきましょう。
まとめ:インドネシアの結婚式を紹介します!【服装は?ご祝儀は?結婚式に招待された方は必見です】
いかがだったでしょうか。
インドネシアで結婚式に参加した場合のイメージは湧いてきましたか。
本記事でご紹介した内容
・招待客の数
・服装
・ご祝儀
・料理
・当日のスケジュール
・招待状
今回は、インドネシアの結婚式に関して、日本との違いを中心に紹介しました。
インドネシアでは、服装が自由だったり、いつ来ていつ帰ってもよかったり、自由な雰囲気の結婚式を経験できます。
会場の雰囲気は、日本とは違うイスラム形式の華やかな雰囲気を感じられます。
招待されたら、祝う気持ちを持って結婚式の雰囲気を感じてきましょう。
Good Luck!