今回は、そんな悩みを解消します。
この記事で分かること
・ドライバー選びのポイントが分かる
・試用期間中のチェックポイントが分かる
・採用後のドライバーと社用車の管理方法が分かる
インドネシア生活に欠かせないのは、車とドライバーです。
インドネシアのジャカルタは渋滞がひどいことで有名です。
毎日長い時間使うものなので、ストレスを感じずに利用したいですよね。
そこで大事になってくるのが『ドライバー選び』です。
毎日顔を合わせて渋滞時間も一緒にいるので、ストレスにならないドライバーを選ぶ事が大切です。
選び方を知っておくと、いらない心配や負担が減りますよ。
今回は、そんなドライバー選びに関するポイントをいくつかご紹介します。
私自身がインドネシアで5年間生活した際に、ドライバーさんにお世話になりました。
当時の経験も踏まえた内容を紹介していきます。
最後まで読んでいくと、これからのドライバー選びの参考になりますよ。
あわせて読みたい
※筆者のプロフィールです。
ドライバー選びのポイント!
それでは早速、ドライバー選びのポイントを見ていきましょう。
ドライバー選びのポイント
1, 過去に日本人の運転手をしたことがある
2, 日本人がよく行く場所を知っている
3, 宗教に関して確認する
4, 運転歴を確認する
ドライバーとの面接の際には、上記の4つのポイントは確認しておきましょう。
どの項目もインドネシアで生活していく上で大切な要素です。
1, 過去に日本人の運転手をしたことがある
ポイントの1つ目はこちら、『過去に日本人の運転手をしたことがある』です。
日本人の運転手を経験したことがあるドライバーは、ある程度、日本人の対応に慣れています。
また、日系企業にも馴れているため、ドライバーを管轄している会社の総務や事務ともトラブルが少ないです。
2, 日本人がよく行く場所を知っている
『日本人がよく行く場所を知っている』ことを確認しておきましょう。
インドネシア歴が長い人なら目的地を説明出来ますが、赴任して期間が短い人の場合は目的地を説明出来ずに困ることがあります。
また、場所が分からないと、目的地は地図アプリで示すことが出来ても、目的地のエントランスが分からずに目的地の回りをぐるぐるさまようような事があります。
私の場合、このパターンでゴルフ場の回りをぐるぐるさまよってコンペに遅刻しそうになったことがあります。
インドネシアでは、日本人が行く場所が限られているので、場所を知っている事は大きなポイントです。
3, 宗教に関して確認する
インドネシアはイスラム教徒が多数の国です。
国民の約9割といわれています。
それなので、ドライバーもイスラム教徒が多いです。
ポイントとしては、『敬虔なイスラム教徒なのか』確認しましょう。
ドライバーによっては、『決まったお祈りの時間は外せない』という方や『お祈りの時間は調整できる』という方もいて様々です。
お客さんとのアポに間に合わなくなったり、急な対応が出来なかったり等など、都合が悪いことがあります。
また、ラマダン(断食シーズン)中は飲食が出来ないために、ドライバーの注意力が散漫になる事もあります。
断食明けのタイミングで飲用水を用意するなど、配慮をされている方もいました。
不都合だと考える方は、少数ですがキリスト教徒のドライバーもいるため、そちらから探しましょう。
ちなみに、私のドライバーさんはキリスト教徒だったのでやりやすかったですね。
4, 運転歴を確認する
運転歴もしっかり確認しましょう。
運転歴が浅いと道を知らなかったり、運転技術がなかったりと不安な事が増えます。
出来るだけベテランドライバーを選んだほうが無難かと思います。
試用期間中にチェックするポイント
ここからは試用期間中にチェックしていくポイントをご紹介します。
試用期間中にチェックするポイント
1, 運転技術の確認
2, 地図アプリ(Google Map)が使えるか
3, 態度の確認
試用期間中にチェックしておきたいポイントはこちらの3つです。
今回も順を追って解説していきます。
1, 運転技術の確認
こちらは言わずもがなですね。
運転技術はチェックしましょう。
やたらとスピードを出して運転するのか、ブレーキの使い方はどうか等など、乗り心地も含めて確認しましょう。
運転が荒かったりすると車酔いもしやすくなります。
車の中でPC作業をしたり本を読んだり睡眠時間を確保したり等やることが多いため、運転技術のチェックはしっかりしておきましょう。
2, 地図アプリ(Google Map)が使えるか
こちらも重要なポイントです。
経験やかんで道を進もうとするドライバーがいます。
そうなると、知らない場所に行くときは自分がナビをしながら目的地を目指す事になります。
移動時間にGoogle Mapを見ながら運転手にナビをするのは、想像以上にストレスが溜まりますよ。
また、目的地を知っているケースでも、わざわざ渋滞がすごい道から行こうとしたりします。
目的地が分かっていても、空いている道は知らないという事はあるあるです。
Google Mapの渋滞情報は貴重な情報です。
ドライバーが、渋滞している道を選ぼうとする瞬間はストレスが溜まります。
インドネシア生活を快適なものにしたいなら、『地図アプリが使えないドライバーは避けること』をおすすめします。
あわせて読みたい
3, 態度の確認
こちらは相性などもあるかと思いますが、チェックするポイントの1つです。
ドライバーに限らず、ナチュラルに不機嫌そうな人がいますよね。
個人的な主観ですが、ドライバーにはその割合が多く感じます。
怒っているように見えたり、不貞腐れているように見えるドライバーもいます。
本人にその気がなくとも、見ている側はいい感情は抱きませんよね。
長く時間を過ごすことになるため、細かいですがこの辺りもチェックしておきましょう。
ドライバー(社用車)の管理をする上でのポイント
試用期間が過ぎたら正式に採用となります。
会社としてドライバーを管理していく必要があります。
ここからは、管理するうえでのポイントをいくつかご紹介します。
ドライバーを管理するうえでのポイント
1, 運行記録の確認
2, ドライバーの勤怠管理
3, 鍵の管理
上記の管理をすることで社用車も併せて管理出来ますよ。
1, 運行記録の確認
走行距離とガソリンに関してはしっかり記録を付けるようにしましょう。
過去には、ガソリンを盗んで転売するような事件も発生しています。
管理する事で、トラブルを回避しましょう。
2, ドライバーの勤怠管理
こちらもしっかり管理しましょう。
ルーズにしていると、朝の遅刻が常習になったり良いことがありません。
勤怠管理に関しては、各レンタカー会社がドライバー教育をしっかりしている事が多いので、ある程度は安心できます。
3, 鍵の管理
車の鍵の管理も大切です。
おすすめは、鍵は自分で管理することです。
ドライバーに鍵を預けっぱなしにする方もいますが、プライベートで使われたり、何があるのか分かりません。
鍵を預ける場合は、最低でも運行記録は残すようにしましょう。
最近では、管理に関してスマートフリート機能を車に導入する事もありますね。
※スマートフリート:スマホなどの端末から走行状態や位置情報が確認出来る機能
まとめ:インドネシア生活でのドライバーの選び方をご紹介
いかがだったでしょうか。
なるほどな、と思うことや面接時に確認したい、と思うことがあったのではないでしょうか。
インドネシアは渋滞が激しい国です。
特に、首都ジャカルタの交通事情はなかなか改善に向かっていません。
インドネシア生活の大半の思い出が車の中、という笑えない話を抱えている人は大勢いるかと思います。
ドライバーと一緒にいる時間は長いので、しっかりと見定めましょう。
もし合わないようであれば、すぐにドライバーをチェンジすることも考えましょう。
移動時間に余計なストレスがかかりますからね。
最後に、私が利用していたレンタカー+ドライバー付きサービス会社は、以下の『MPM Rent』という会社です。
日本語対応可能で、自社でドライバーを育てる機関も備える会社です。
トラブル時の対応が迅速で助かりましたね。
今回の記事が、ドライバー選びの参考になれば幸いです。
Good Luck!