スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内への移動【おすすめはタクシー】

悩む人

スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内にはどうやって行けばいいんだろう？タクシーや電車、バスがあるけど、どれを選べばいいのかな。市内までの料金や時間も知りたいな。

今回は、そんな悩みを解消します。

インドネシアの中でも、ジャカルタはバリ島に比べて情報が少ない場所です。

情報を集めるのが大変な中で、実際の現地の情報が気になりませんか。

特に海外に馴れていない方だと、到着した空港から市内への移動手段に悩むかと思います。

そこで今回は、ジャカルタの玄関口であるスカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内への移動手段をご紹介します。

ジャカルタで5年間働いていた経験がある私が、おすすめの移動手段であるタクシーの乗り方も解説します。

※空港の基本情報は以下の記事を参照下さい。

ジャカルタ市内への移動手段

ジャカルタ市内への移動手段は、タクシー、電車、バスの3パターンがあります。

それぞれの特徴を押さえて、自身のプランに合った交通手段を選びましょう。

タクシー

『タクシー』は、空港からの移動手段の定番ですね。

基本的には、ジャカルタ市内への移動は『タクシーの一択』です。

乗り方、料金と所要時間に関しては後ほど詳しくご紹介します。

※ジャカルタ市内でのタクシーの乗り方や相場・チップ情報は、以下の記事を参考にしてみてください。

電車

2017年に空港鉄道が運行開始しました。

ジャカルタに慣れている方なら電車でも大丈夫かと思います。

ですが、ジャカルタ市内の駅まで着いたら乗り継ぎをしたりタクシーへの乗り換えが必要です。

そのため、直行で目的地まで行ってくれるタクシーの方が便利ですね。

バス

ジャカルタ市内へのシャトルバスもがあります。

DAMRI（ダムリ）という会社が運行しています。

ジャカルタの中心地であるブロックMやガンビル駅方面に行くことが出来ます。

ブロックMからは、工業団地のチカラン行きのバスも運行していますよ。

タクシーの乗り方・料金、所要時間

ここからは、おすすめの移動手段であるタクシーに関してご紹介していきます。

海外でタクシーに乗る事は、なんとなく不安に感じませんか。

メーターを使ってくれるのか、ぼったくられないのか、等など。

出来ればタクシーでのトラブルは避けたいですよね。

ジャカルタでタクシーを選ぶ際の選択肢は一つです。

Blue Bird（ブルーバード）を選びましょう。

『ブルーバード』は、タクシー会社の名前です。

※出典：Blue Birdのホームページ

※出典：Blue Birdのホームページ

青の車体とブルーバードの表記が目印です。

大事なポイントとして、ブルーバードはメーターをしっかり使ってくれます。

東南アジアでよくある交渉制ではないので、余計なトラブルになりません。

続きましてタクシーに乗る流れです。

次からはそれぞれのポイントをお伝えします。

1, 到着ロビーから出る

空港に着いたらイミグレーション（入国審査）を終わらせます。

そこからバゲージクレーム（手荷物受取りエリア）で荷物を受取ります。

ここで運が悪いと30分近く待つこともあります。

そこからカスタム（税関）を通るといよいよ到着ロビーです。

大事なことは、タクシーの客引きに捕まらない事です。

到着ロビーとそこから空港を出てからもタクシーの客引きが寄ってきます。

客引きはブルーバードではないタクシーなので、絶対に乗らないようにしましょう。

インドネシアに慣れていない方は、空港では『ブルーバード一択』です。

大事なのでもう一度『ブルーバード一択』です。

到着ロビーにタクシーカウンターもありますが、そこは無視して空港の外に出ましょう。

※タクシーカウンターに例外があります。詳しくは後ほど、『シルバーバード』の解説でご紹介します。

2, タクシー乗り場へ行く

空港を出たらタクシー乗り場を探しましょう。

案内看板にタクシー乗り場の看板もありますので、タクシー乗り場へは迷わずに向かえると思います。

タクシー乗り場には、ブルーバードの看板もありますのでそこを目指します。

タクシー乗り場へ向かう途中でも客引きが声をかけて来ますのでスルーしましょう。

3, 発券機で番号が書かれたチケットを取る

ブルーバードの乗り場へ行くと発券機があります。

発券機のモニターの『Print Ticket』を押すと順番が書かれたチケットが出てきます。

発券機のポイントは、右側がブルーバード、左側がその他のタクシー会社に分かれています。

間違えずに右側のBlue Birdを選びましょう。

ちなみに左側は、Non BB（Blue Bird）と表示されています。

モニターの整理番号の下に現在の待ち人数も表示されています。

ブルーバードの方が待ち人数が多いですが、ブルーバードを選びましょう。

4, 順番が来たらタクシーに乗る

順番は係員がインドネシア語で呼び上げています。

何を言っているのかは、わからないと思います。

発券機以外にもモニターがあるので、そこに表示されている番号を見て自分の順番を待ちましょう。

順番が近づいてきたら荷物を持って係員の近くで待ちましょう。

番号を見せると理解してくれますので、自分の順番の時に声をかけてくれます。

一つ注意が必要なのは、このモニターの調子が悪い時があります。

もし様子がおかしいと感じたら、順番を呼び上げている係員に番号を見せてアピールしましょう。

係員も気にかけてくれて順番が来たら声をかけてくれますよ。

そうじゃない係員もいますので、気にしてもらえるように何度か声をかけるようにしましょう。

タクシー料金とジャカルタ市内までの時間に関して

ジャカルタ市内までは、150,000ルピア（約1,200円）前後となります。

渋滞により料金は前後します。

ジャカルタ市内までの時間は40分から60分程かかります。

通常時は1時間程と覚えておきましょう。

時間は渋滞によっては1時間30分かかる事も2時間かかる事もあります。

いわゆる通勤時間帯は渋滞の注意が必要です。

料金は運賃以外にも高速料金と空港サービス費用がかかります。

高速料金は市内までだと20,000ルピア程度（約160円）。

空港サービス費用は9,000ルピア程度（約70円）。

上記の料金程度となります。

運転手にメーター以上の金額を要求されても、これらのサービス料金の事を言っているため、素直に支払いましょう。

※補足：工業団地のチカランエリアまでのタクシー料金は、250,000ルピア（約2,000円）前後です。

タクシー番外編（シルバーバード）

最後に、もうひとつのタクシーをご紹介します。

それは、Silver Bird（シルバーバード）です。

名前でお気づきかと思いますが、ブルーバードグループです。

ブルーバードの高級ブランドになります。

ポイントは、運転手が英語を話せます。

旅行客を相手にする事も馴れているため、不安がある場合はこちらのシルバーバードも選択の候補になります。

料金は高くなりますが、安心を買う場合はシルバーバードです。

黒塗りのベンツやアルファードを揃えています。

※出典：Blue Birdのホームページ

※出典：Blue Birdのホームページ

空港の到着ロビーにはタクシーカウンターがいくつかあります。

シルバーバードのカウンターもそこにあります。

ゴールデンバードという看板もありますが、ブルーバードグループのリムジンサービスと車のレンタルサービスです。

シルバーバードのカウンターから手続きをしましょう。

なお、タクシーカウンターの回りは客引きや他社もいます。

シルバーバードを利用せず、ブルーバードを利用する場合はスルーして構いません。

最後にトピックとして、空港からシルバーバードを利用する場合は電気自動車のテスラもあります。

私自身は利用したことがないですが、興味がある方はこちらもカウンターで聞いてみるといいと思います。

まとめ：スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内への移動方法【おすすめはタクシー】

いかがだったでしょうか。

今回の記事で空港からの移動に関してイメージが湧いたかと思います。

今回は以上です。

事前に現地の情報を集めて楽しい旅にしましょう！

Good Luck!