今回は、そんな悩みを解決します。
この記事で分かること
・東南アジア海外就職で必要なTOEICスコアが分かる
東南アジアでの海外就職希望者は年々増えています。
理由としては、日本からの距離や、非ネイティブの英語など日本人でも飛び込みやすい環境にあります。
その他にも、今後の経済成長が見込める活発な市場に身を置きたいという方もいますよね。
今回は、そんな『東南アジアで働くためのTOEICの必要スコア』に関して紹介します。
日系企業での海外就職を目指す場合は、英語力の目安としてTOEICのスコアが求められる事があります。
私自身は、インドネシアで現地採用として5年間働いた経験があります。
TOEICスコアに関しては、670点で現地で働き始めて、帰国後の現在は820点です。
今回は、自身の経験を踏まえて紹介していきますので、参考になる点もあるかと思います。
必要なTOEICスコアを参考に、英語学習を進めていきましょう。
東南アジア各国の英語レベル(TOEICスコア)
同じ東南アジアでも、求められる英語力が違います。
現地で働く際には、英語が社内共用語という会社が一般的ですね。
日系企業の場合、社内は英語で社外でお客さんと会う時は日本語で、という形になります。
東南アジアで日系企業に就職するのであれば、TOEICスコアがチェックされますよ。
東南アジア各国の最低限必要なTOEICスコア
・シンガポール:800点
・マレーシア:700点
・タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシア:650点
※各国プラスマイナス50点でもチャレンジ可能です。
※その他のラオスやミャンマー、カンボジアなどは、600点以上が目安になります。
シンガポールの最低限のTOEICスコアを見て尻込みしてしまった方、ご安心ください。
上記の通り、東南アジアの他の国であれば、その国のニーズに合ったTOEICスコアでチャレンジ可能です。
次からは、もう少し詳しく各国の事情を見ていきましょう。
シンガポール(必要スコア:800点)
英語力、TOEIC必要スコアという意味では、東南アジアの最たる国は『シンガポール』ですね。
英語がネイティブの国なので、東南アジアでは最も英語力が求められる国です。
求人情報など調べた所、TOEICだと最低800点は必要ですね。
シンガポールでは、英語力はあって当たり前です。
英語が問題なく使えるレベルに加えて、実務がどれだけこなせるのかがポイントです。
仕事で結果を出せる人材が求められます。
マレーシア(必要スコア:700点)
『マレーシア』は、東南アジアの中でもシンガポールに続くTOEICスコアが求められる国となります。
TOEIC必要スコアは、マレーシアの国としての特徴が関係してきます。
マレーシアは、マレー系、中華系、インド系、その他の民族で構成される多民族国家です。
そのため、民族間の共通語は英語となっています。
そんな背景から、求められるスコアも高くなっています。
逆に考えると、街中で英語が通じる事も多いため、英語が得意な方は生活しやすい環境と言えますね。
タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシア(必要スコア:650点)
続いて、タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシアでの海外就職に必要なTOEICスコアです。
4カ国で必要なスコアは、650点が目安となります。
参考までに、私自身がインドネシア就職をした際のTOEICスコアは、670点でした。
英語力は、東南アジアの各国の発展具合にも反映されています。
こちらの4カ国は、今まさに発展している国々ですよね。
英語は、日本と同じく第二言語で学んでいる人が多く、ネイティブではなく『学んだ英語』です。
そのため、多少の訛りはあれど日本人でも聞き取りやすい英語を使います。
お互いに文法や発音は気にせずとも会話出来ますよ。
ラオス、ミャンマー、カンボジア(必要スコア:600点)
その他の東南アジアである、ラオス、ミャンマー、カンボジアで必要なTOEICスコアは、600点となります。
TOEIC受験者平均スコアが約600点なので、TOEICの勉強をしっかり行っている方であれば到達出来るスコアですね。
ちなみに日本の大学生の平均TOEICスコアは、450点とのことです。
発展途上国である3カ国の場合、現地で日本語が話せる事も重宝されます。
日系企業では、英語はなんとかコミュニケーションが出来て、日本の本社や取引先の日系企業の担当者と日本語でやりとりする能力が求められます。
いわゆる”日本語ネイティブ”ですね。
英語力は最低限で、日本語での実務力が求められます。
まとめ:東南アジア海外就職に必要なTOEICのスコアとは?
いかがだったでしょうか。
東南アジア各国の必要TOEICスコアが分かりましたか。
東南アジア各国の必要なTOEICスコアまとめ
・シンガポール:800点
・マレーシア:700点
・タイ、フィリピン、ベトナム、インドネシア:650点
※各国プラスマイナス50点でもチャレンジ可能です。
※その他のラオスやミャンマー、カンボジアなどは、600点以上が目安になります。
ある程度調べましたが、あくまでも参考値として理解しておきましょう。
実際には、必要スコアが上下することもあります。
主要な東南アジア就職を目指すのであれば、TOEICの基準で650点程はほしい所ですね。
ここまで見てきて分かるように、語学力も大切ですが『仕事に関する実務スキル』も大切だと気付きます。
海外就職は、現地で働くこと、現地で活躍できることが大切です。
そのため、語学と業務経験を掛け算出来ると、働く環境は広がりますよ。
Good Luck!