今回は、そんな悩みを解消します。
この記事では、東南アジアの就職情報が掲載されている『アジア転職読本』をご紹介します。
本書の対象読者
・アジア7地域での就職を検討
・20代から30代半ばで、キャリア形成中の方
・海外就職に興味はあるけど知識がない
上記に当てはまる方は、こちらの記事を読み進めてください。
海外就職は、日本国内での就職活動とは勝手が違う点がいくつかあります。
また、まだまだ現地の情報が少ない国もあるため、気にはなっていても一歩踏み出せない事もあると思います。
そして、アジアでの就職活動では、一つの国に候補を絞れない事も出てきます。
そんな時に本書『アジア転職読本』がおすすめです。
本書を読むと、抱えている問題の解決の一助となりますよ。
アジア転職読本をご紹介します!
本記事では、『アジア転職読本』をご紹介します。
筆者の私自身が、東南アジア就職を目指した時に読んだ本でもあります。
当時はインターネット上にも情報が少なく、現地情報を知るために大変助かりました。
ここからは、『アジア転職読本』を読んだ感想や、本書のおすすめポイントをご紹介していきます。
最後まで読んで頂くと、本書の活用方法が見えてきますよ。
著者紹介
著者は『森山たつを』さんです。
海外就職研究家という肩書を名乗っています。
通称『もりぞう』さんです。
経歴を見ると日本でもハイクラスのキャリアを歩んで来た事が分かります。
【早稲田大学→日本オラクル→日産自動車】
上記のようなキャリアを経て、現在は海外インターンシッププログラム・サムライカレーの主宰者です。
アジア転職読本の出版から引き続きアジアを中心に活動されています。
以下はサムライカレープロジェクトのホームページです。
普通の海外インターンシップとは違うユニークなプロジェクトを展開しています。
本書を読んでわかること
インドネシア、シンガポール、マレーシア、香港、中国、タイ、ベトナムの各国に関心がある方に参考になる内容です。
以下の内容が各国ごとに整理されています。
各国のチェックポイント
1, 必要英語レベルの目安
2, 物価の目安
3, 現地のおすすめ滞在エリア
4, ビザの取りやすさ
5, 交通事情
6, 現地採用者の実例
どの情報も、就職する先の国を選ぶ際に気になる内容ですよね。
インターネットで情報を集めることも可能ですが、各国ごとに上記の情報を集めることは一苦労だと思いませんか。
本書では、一冊に上記の内容がまとめられているため、時間や手間をかけずに情報収集が可能ですよ。
1, 必要英語レベルの目安
例えば、インドネシアではTOEIC650点相当が必要など、各国ごとに参考レベルを紹介しています。
自身の英語レベルがどの国で通用するのか、の目安となります。
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2, 物価の目安
お米がキロいくらなのか、水がリットルでいくらなのかというように物価の目安を紹介しています。
現地での生活イメージが湧くのではないでしょうか。
3, 現地のおすすめ滞在エリア
国を決めていざ現地に行くとなると、どこのエリアを滞在拠点にすればいいのか悩むかと思います。
本書では、各国ごとの就職活動に便利なエリアを紹介しています。
現地では就職活動に専念したいので、知っておくと無駄な不安も解消されます。
4, ビザの取りやすさ
日本で生活していると気になりませんが、各国で就労ビザの取得要件が違います。
国により大学卒業程度の学歴や3年以上の実務経験が必要など異なります。
※取得要件は頻繁に変わる国もあります。
実際には各国の転職エージェント等に確認しましょう。
5, 交通事情
特に東南アジアは各国とも渋滞が激しいと言われています。
電車で通勤するのか、車が必要なのかは、国により交通事情が異なります。
事前に本書で情報を確認おきましょう。
6, 現地採用者の実例
実際に現地採用として働いている方々に話を聞いています。
良い所も悪い所も含めて、各国の生の声が就職活動の参考になります。
現地で働いている自分の姿がイメージ出来るようになりますよ。
『アジア転職読本』:まとめ・感想
いかがだったでしょうか。
本書は各国の就職活動に対してマニュアルの様に使うことが出来ます。
さらに、情報を通して就職したい国選びの役に立ちます。
その他にも、履歴書の書き方なども紹介されていて具体的な就職活動本になっています。
就職活動方法は役に立ちますが、使用しているデータや物価などは執筆時と現在とでは変化しています。
本書は各国での就職活動のイメージ作りに役立てましょう。
それぞれのデータはご自身でアップデートされる事をおすすめします。
Good Luck!