今回は、こんな悩みを解決します。
今回の記事で分かること
・インドネシアの現地採用に合わない人の特徴が分かる
・それぞれの合わない特徴の解決のヒントが分かる
海外で働こうと決意はしたものの、本当に自分が海外生活に馴染めるのかと不安になりますよね。
生活環境が変わりますし、知り合いが誰もいないところから始める方がほとんどだと思います。
そんな環境で、生活しながら仕事が出来るのかと悩むと思います。
そこで今回は、インドネシア現地採用に合わない人の特徴を解説していきます。
私自身は、インドネシアのジャカルタで現地採用として5年間働いた経験があります。
5年間で色々な現地採用者と会ってきました。
バリバリ働いて現地でキャリアを積み上げている方や、インドネシアに馴染めずに数ヶ月で帰国されてしまった方など様々です。
今回は、そんな経験も踏まえて解説していきます。
最後まで読んでいくと、海外就職の判断の基準が見えてきますよ。
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現地の生活や文化に合わせることが出来ない人
現地の生活や文化に合わせることが出来ない人は、インドネシアに馴染めずに帰国されるパターンが多かったです。
インドネシアは海外なので、言葉が違えば生活や文化も違います。
その中でも、日本での経験に固執する人や現地に合わせる柔軟な考えが持てない人は、思い通りにいかずストレスが溜まっていきます。
また、その状況を見ている回りのスタッフもストレスが溜まっていくので、いい状況ではありません。
そうなると、回りからのサポートもなく苦しくなり帰国されてしまいます。
インドネシアはイスラム教徒が多数の国なので、宗教観にも柔軟な思考が必要です。
”郷に入れば郷に従え”ということわざのように『現地に合わせられる能力』は大切です。
今までの価値観に固執することは止めましょう。
自己解決出来ない人(自分で問題を解決出来ない人)
海外生活では、自分で決断しなければいけない場面が多いです。
仕事でもプライベートでも、目の前の状況を判断していく必要があります。
仕事では、会社に日本人が少ない事や採用時のポジションがマネージャーという事もあり、現地のスタッフを引っ張る立場になります。
そんな状況なので、自身で決断して仕事を回していく必要があります。
プライベートでも、電気や水道回りのトラブルなど、その場で対応して決断していく場面があります。
特に現地に来て日が浅い人は、回りに相談したくとも出来ない状況になるかと。
そんな時に問題が発生した場合は、自分で問題解決が出来るスキルが必要となります。
とは言っても、現地で働く日本人は優しい方が多いため『困ったことは相談すれば助けてくれます』。
自己解決するマインドを持つ事は大切ですが、相談できる相手を見つけておく事も大切です。
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仕事が出来ない人
少し厳しい内容ですが、仕事が出来ない人も海外就職に合わない人の特徴です。
私が現地採用として働いているときに、何人かがこの理由で帰国しています。
しかし、現地で働き始めてからではないと見えない部分なので、行く前から判断することが難しいポイントですよね。
なぜ今回、仕事が出来ない人を挙げたのかといいますと、現地採用者は基本的には即戦力で採用されているからです。
給与も現地スタッフの何倍ももらっていてマネージャー職なので、仕事の良し悪しにより回りからの風当たりが強くなります。
馴れない環境で働き、結果も出ない状況では、精神衛生的にも良くありません。
そうならない為に、インドネシアで仕事を探す際には、今までの自身のキャリアを活かせる仕事を選びましょう。
最低限として、興味がある分野を選びましょう。
今までに経験したことがないうえに、とりあえず海外就職がしたいために興味のない分野の仕事を選んでしまうと働きだしてからが大変です。
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情報収集が出来ない人
海外生活で情報収集が出来ない人は、危険に出くわす事や損をする事が多くなります。
例えば、タクシーの乗り方や街中を歩く時の注意点などは、調べておかないと危険度が上がります。
また、物の相場(チップ等を含め)を知らないと、多く支払いをする事になったりと損をしてしまいます。
海外での就職が決まってから現地に来るまでに集める情報はたくさんあるので、そこで情報収集出来るのかどうかはポイントになります。
海外生活では『とりあえずなんとかなるだろう』がなんとかなりません。
情報収集は、海外生活するうえで大切なスキルです。
普段の生活から、気になることはとりあえずその場でググる、を習慣化しておきましょう。
インドネシアでの現地採用を検討中であれば、以下の記事の情報は押さえておきましょう。
給与事情や1ヶ月の生活コストは、海外生活でも最低限確認しておきたいですよね。
就職時にお金がない人
こちらも厳しい指摘かもしれませんが、就職時にお金がない人も現地採用として働くのが厳しいかと思います。
働き始めてある程度の時間が立つと貯金の余裕も出てきますが、働き始める頃は思いのほか出費が重なります。
例えば、渡航費用、住居の前払金(数カ月分などもあり)※ない事もあり。その他にも予防接種費用など、大きな消費が多いです。
住居に関しては、会社の福利厚生に家賃手当がつく場合もあるため、就職活動時にしっかり確認しておきましょう。
予想しない事件に巻き込まれたり、病気になることもあるので、最初の時点でのお金には余裕を持つことをおすすめします。
語学力がない人
インドネシアで生活するうえでは、最低限の語学力が必要です。
英語もしくはインドネシア語のどちらかは、ある程度理解出来ないと厳しいかと思います。
職場では、英語かインドネシア語で会話する事がほとんどのため、どちらかが出来ないと辛いと思います。
一応、語学力が不要な求人もあります。
しかし、待遇や給与が現地で暮らす最低限の事が多いです。
そこまでして現地で働くメリットはあるのだろうか、と思ってしまいます。
語学力が不安な方は、語学留学でスキルを高めたり、コツコツと英語の勉強を続けましょう。
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まとめ:インドネシアの現地採用に合わない人の特徴とは?
いかがだったでしょうか。
今回の記事を通して、インドネシアの現地採用が上手くいかない人の特徴が見えてきたのではないでしょうか。
まとめポイント
・現地の生活や文化に合わせることが出来ない人
・自己解決出来ない人(自分で問題を解決出来ない人)
・仕事が出来ない人
・情報収集が出来ない人
・就職時にお金がない人
・語学力がない人
内面的なポイントから、お金や語学力など、実践的なポイントまで解説しました。
今回は、少し厳しい内容も含まれていますが、現地採用者としてすでに働かれている方からは納得して頂ける内容かと思います。
色々書いてきましたが、海外就職にはチャレンジ精神が大切です。
飛び込んでいく勇気やチャレンジ精神を持ち続けていれば、現地の生活も思う方向に転がって充実していきますよ。
インドネシアでは、新しい事が待っています。
チャレンジ精神を忘れずに海外就職に挑戦してみましょう。
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Good Luck!