今回は、そんな悩みを解決します。
この記事で分かること
・チカランの治安に関する情報が分かる
・現地の体験談を交えた情報が分かる
『チカラン』は、インドネシアの工業団地エリアです。
ジャカルタの東部にあり、日系企業が多く進出しているエリアとなります。
進出企業が増えてきているため、チカランに駐在する日本人も年々増加傾向にあります。
チカランに赴任となった場合『治安』は生活する上で気になりますよね。
首都ジャカルタの情報は調べれば出てきますが、工業団地チカランに関しては情報が少なく感じませんか。
そこで今回は、チカランの治安に関してお伝えします。
私自身は現地採用として、チカランに5年間(2014~2019)住んでいた経験があります。
その時の経験を含めて紹介していきますよ。
本記事を読んで、チカランの治安情報を見ていきましょう。
チカランの安全性
チカランの安全性に関してお伝えします。
安全面に関しては、ジャカルタに比べたら治安が良く安全です。
テロ事件のような大きな事件、スリやひったくりはジャカルタでの発生が多いです。
テロ事件に関しては世間の注目を浴びることも必要なので、都心ではないチカランは対象になりにくいのかなと思います。
実際にインドネシアでのテロ事件は、ジャカルタやバリ島、地方都市で発生しています。
スリやひったくりは、ジャカルタに比べて人口が低い事と、富裕層の数が違う事で発生する数も少ないです。
狙われるターゲットが少ないためですね。
とはいえ、事件が発生しないわけではないのでご注意を。
そもそものインドネシアの治安状況に関しては、別途以下の記事にまとめています。
犯罪パターンや過去の事件も紹介しているので、はじめてインドネシアに来られる方は、目を通しておきましょう。
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チカランでの行動の注意点
いくつか『チカランでの行動の注意点』を紹介します。
ジャカルタより安全とは言え、海外生活なので緊張感を持って生活する必要があります。
普段から防犯意識を持つことで、安全を保つことが出来ますよ。
行動の注意点
・夜は一人で出歩かない
・iPhoneなど高価な製品は人目に触れないようにする
・アンコット(ベモ)に乗らない
夜は一人で出歩かない
こちらは海外生活の定番ですね。
『夜は一人で出歩かない』
夜に一人で出歩くのは避けましょう。
チカランでも、夜になると危険です。
集団に絡まれて金品を要求された知人もいます。
どうしても外出する場合は、一人行動は避け、歩かずにタクシーや社用車で移動するようにしましょう。
また、アプリで『Grab』や『Gojek』を使うのもありです。
インドネシア生活には欠かせないアプリなので、空港に降り立ったらすぐにダウンロードしておきましょう。
iPhoneなど高価な製品は人目に触れないようにする
日本人あるあるですが、iPhoneの使用率が高いですよね。
海外に目を向けると、iPhoneを使っている人は富裕層に限られます。
10万円は超えてくる機器なので、海外での一般的な感覚では高級品です。
iPhoneは、VUITTONやGUCCIのようなブランドと同じ扱いですね。
そのため、街を歩きながらiPhoneを操作していると簡単に窃盗に遭ってしまいます。
いわゆる『歩きスマホ』は避けましょう。
盗難にあって転売されてしまいます。
また、ブランド製品も同じ理由で身に着けない方が無難です。
小物の場合は目につかない場所に入れておきましょう。
極論ではありますが、本当のお気に入りはインドネシアに持ち込まない方がいいかもですね。
アンコット(ベモ)に乗らない
写真のように大きめのバンがアンコット(ベモ)です。
現地の乗り合いバスとなります。
乗車賃が格安の1回2,000ルピア(約14円)です。
同じルートをぐるぐる回っていて、チカランではよく見かける光景ですね。
このアンコットで特に注意したいのは、一人で乗車すると途中から団体が乗ってきてスリなどの被害に遭うことがあります。
運転手までがグルなのかは分かりませんが、利用するのは危険です。
複数人で乗れば安全かと言われればそうでもないと思うので、アンコットの利用は避けましょう。
今現在、チカランでタクシー以外の交通機関の選択肢といえばジャカルタ行きのシャトルバスくらいではないでしょうか。
チカランでの体験談
実際に私がチカランに住んでいた頃の体験談を紹介します。
恥ずかしながら、現地では空き巣に入られた過去があります。
当時は戸建てに住んでいて、玄関横の窓をこじ開けられて侵入されました。
侵入されたタイミングは、私がジャカルタで会食があり外出していた際に発生していました。
家に帰ったら鍵が空いていたため、すぐに怪しいと気づきました。
部屋に入ると全体的に荒らされていたため、空き巣だと気付きました。
噂では日本人が住む家の空き巣の被害は聞いていましたが、まさか自分が被害に遭うとは思っていませんでした。
鍵は二重にしたり窓にも格子を付けたりと対策はしていましたが、甘かったですね。
被害に遭うと思いのほかショックです。
事後も警察を呼んで現場検証してもらったり、警察署で被害届を出したりしましたが、特にその後に警察から連絡はありませんでした。
警察には、汚れた土足で部屋に上がり込まれたり、勝手にトイレを使われたりと、なんだかなという残念な気分になった記憶があります。
戸建てに住むことを検討されている方は、防犯カメラの設置は必須ですね。
このように、身近なところで犯罪がありえる事は覚えておきましょう。
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まとめ:チカランの治安情報を紹介します!【体験談あり】
いかがだったでしょうか。
今回は、チカランの治安に関して紹介しました。
私自身は空き巣の被害に遭いましたが、ほとんどのチカラン在住者は比較的安全だという認識があると思います。
その理由は、皆さんが危険に対して危機感を持っているからかと思います。
チカランでは、夜に出歩かなかったり、歩きスマホをしなかったりと安全意識があれば基本的には駐在生活は安全に過ごせます。
常に海外で生活しているという意識を持って行動していきましょう。
Good Luck!
最後に:インドネシアに興味がある方へ
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